ティロン・ルーは現在ロサンゼルス・クリッパーズのヘッドコーチだ。現在怪我で欠場中だが、ここ数年のクリッパーズのエースはカワイ・レナードだ。そして、ルーはかつてレブロン・ジェームズ擁するクリーブランド・キャバリアーズのヘッドコーチを務めフランチャイズ初の優勝を果たしている。
カワイ・レナードとレブロン・ジェームズというリーグ屈指のスーパースターである彼らをコーチングしてきたルーから見て、二人の共通点とはなんなのだろうか。
“The Draymond Green Show with Baron Davis”において、バロン・デイビスから質問を受けたルーはこう答えている。
カワイとレブロンの比較だけど、やっぱりハードワークの部分だね。それは君が言った通り、まさにその通りだよ。二人とも毎日努力して、少しでも良くなろうとする姿勢を持っている。彼らのキャリアの歩みを振り返ると、それがよくわかる。
カワイはリーグに入ったとき、シュートが得意ではなかった。それが徐々に成長して、最初はコーナーシュートのスペシャリストになり、それからウイングでもシュートを決められるようになった。そうして毎年少しずつ上達していったんだ。今では3ポイントシュート成功率が40%にも達する選手になっている。 レブロンも同じだ。リーグに入ったときはシュートが得意ではなかった。でも彼も努力して、今では3ポイント成功率40%を記録する選手になった。彼らは、努力を積み重ねて自分の目標に向かう姿勢がすごく似ているんだよね。
ルーがレナードやレブロンをコーチングするようになった頃、彼らはすでにスーパースターの地位を築き上げていた。つまり、彼らはトップ選手になった後も奢らずに研鑽を積み上げていたということだろう。
レナードはクリッパーズ移籍以降怪我に泣き続けているが、今年こそは健康を取り戻しその努力の成果を見せてもらいたい。
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