デンバー・ナゲッツのジャマール・マレーはプレシーズンゲーム全5戦(内出場4戦)を終え、10.3ポイント、1.3リバウンド、2.5アシスト、フィールドゴール成功率37.5%、3P成功率43.8%を記録した。
プレシーズンゲームということもあり額面上のスタッツにはあまり意味はないかもしれないが、特に最初の3戦を見てマレーの不調や怪我の状況を懸念する声も上がっていた。
最終戦でこそ、25得点、5アシスト、3P成功率83.3%を記録し、以前の彼に戻ったように感じさせたが、昨シーズンのプレイオフやオリンピックでのパフォーマンスを思い出し、まだ不安を拭えないファンも多いだろう。
そんな中、ESPNのブライアン・ウィンドホースト記者によると、ウェスタン・カンファレンスの結果を左右するXファクターとなるのがそのジャマール・マレーだという。
イースタン・カンファレンスでは、ジョエル・エンビードの健康がカンファレンスの行方を左右する最も重要なXファクターであることは、誰もが知っています。同様に、ウェスタン・カンファレンスではジャマール・マレーの健康が最も重要なXファクターだと思います。彼がベストの状態にあるとき、ナゲッツは非常に高いレベルのチームであることが証明されています。2020年、彼が健康でバブルでプレイしていたとき、ナゲッツはカンファレンスファイナルまで進出しました。2021年から2022年にかけて彼が怪我に苦しんでいたとき、ナゲッツは早期敗退しています。2023年に彼が完全な状態だったとき、彼らはタイトルを獲得しました。しかし昨年、彼が負傷していて、2回戦で失望の結果に終わりました。
彼が全力を発揮しているとき、彼とヨキッチのコンビはほぼ無敵です。だからこそ、彼の状態に注目しているのです。先日、彼は試合中に早めに交代し、膝に大きな氷袋をつけている姿が見られました。しかし昨夜は素晴らしいプレイを見せてくれました。彼がどういうコンディションでいるかは、ウェストの結果を左右する重要な要素になるでしょう。
プレシーズン最終戦のマレーは、単にシュートが入ったという以上に、身体に軽さを感じ、自信に満ちていたようにも見えた。
これが彼の怪我が完全に治り以前のパフォーマンスを取り戻した証なのか、たまたま調子のいい一試合でしかなかったのか。マレーの出来が激戦のウェスタン・カンファレンスを更に予測不能なものにしていくだろう。
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