カール・アンソニー・タウンズインタビュー ニックスへのトレードを受けて

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現地10月2日(日本時間3日)、ニューヨーク・ニックス、ミネソタ・ティンバーウルブズ、シャーロット・ホーネッツの3チーム間でのトレードにより、カール・アンソニー・タウンズがニックスに移籍することが正式に発表された。

昨シーズン、前年王者のナゲッツを破りウェスタン・カンファレンスファイナルまで進出していたウルブズ、そのチームに9年属し、重要な役割を担っていたタウンズだったが、チームの財政事情もあり事前に知らされることなくトレードされたようだ。トレードが報道されたときの彼のXのポストを見ると、その心情が察せられる。

そのタウンズのニックス移籍後のインタビューから一部を抜粋して紹介していきたい。

◆(トレードの)ニュースを聞いたときの反応は?

「驚いたね。ショックという言葉よりも、「仰天した」という方が正しいかもしれない。でも、ただショックだった。」

◆新しいチームメイトとは話した?

「最初にしたことは、ジェイレン(・ブランソン)に自己紹介したことだね。『僕の名前はカールだよ』ってね。彼にとっては大変な時期だったから、まずは自分が誰なのか、KAT(タウンズの愛称)であることを伝えたかったんだ。」

◆ニックスのポテンシャルについて

「素晴らしい選手が揃っているし、毎日努力を続ければ、最高の自分たちになれると思うよ。全力を尽くしていきたいね。」

◆昨シーズン、ウェスタン・カンファレンスファイナルに進出して学んだことは?

「最も重要なのは、そういうポジションに行くためには今から準備が必要だということ。シーズン後半やオールスター明けにエンジンをかけるのではなく、今から体と心を準備しなきゃいけないんだ。ただ集中を保ち続けて、ひたすら習慣を築くために取り組むんだ。自分は、できる限りみんなを引き立てるためにここにいる。」

◆(ニックスのヘッドコーチの)トム・ティボドーと再び一緒にプレイすることについて

「あの時ティブズ(トム・ティボドー)から何を学んだかを言うのは難しいな。彼と一緒にいた時にたくさん学んだからさ……彼からはたくさんのことを学んだよ。彼は私のキャリアを築く手助けをしてくれたんだ。良い習慣を作り、規律を守りながら働くこと、それがティブズの重視していることだってのはみんな知っていると思う。」

◆トレード後にティボドーと最初に話したことは?当時関係が悪かったわけではないと思うが、その後どのように成長してきたか。

「時間が経つにつれて、お互いについて多くのことを学び、成熟していくものなんだ。そして、僕たちの関係も当然その中で成長した。僕たちはただ勝ちたいんだ。誰もがティブスが努力を惜しまず、勝つために全力を尽くしていることを疑っていないはずさ。僕たちの会話はいつも勝利についてで、毎日最善を尽くそうって話していよ。」

タウンズを獲得したことにより、ニックスは昨シーズンチャンピオンのボストン・セルティックスと並びイースタン・カンファレンス優勝の最有力候補と見られるようになった。

果たしてタウンズは新天地にフィットしニックスを勝利に導けるのか。タウンズを獲得したニックスは52年ぶりの優勝を果たすことができるのだろうか。

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