2023年ドラフトでサンアントニオ・スパーズに1位で指名され新人王を獲得したビクター・ウェンバンヤマは将来のGOAT候補の一人だ。
パリオリンピックでもフランス代表を牽引する活躍を見せる彼はまだ20歳。大ベテランポイントガードのクリス・ポールをチームメイトに迎えた今シーズンはさらなる飛躍が期待されている。
そんなウェンバンヤマは、何回チャンピオンリングを獲得することができるのだろうか?
ESPNのNBA Today内で元NBA選手のケンドリック・パーキンスがこう予想している。
私は彼が最終的に3つのチャンピオンシップを勝ち取ると信じている。だが、それは簡単ではないだろう。まだジェイソン・テイタム、アンソニー・エドワーズ、ジャ・モラントといった若い才能たちがリーグにいて、(優勝という)同じ目標を持っているからだ。
しかし、ビクター・ウェンバンヤマが身長7フィート5インチであることを考えると、彼のキャリアが実際にどれくらい続くのかは大きな懸念だ。ヤオ・ミンのような長身の選手たちの歴史を見れば、彼らのキャリアはそれほど長くはなかった。ビクター・ウェンバンヤマがフロアの両端で支配する姿をどれだけ見ることができるのか、それが疑問だ。だが、健康であれば、彼は3つのチャンピオンシップを勝ち取ることができるだろう。
パーキンスは名を挙げなかったが、ルカ・ドンチッチやパオロ・バンケロなど若いスターはまだまだいる。そしてニコラ・ヨキッチやヤニス・アンテトクンポの全盛期もまだ続くだろう。
そうした群雄割拠の時代に入ったNBAにおいて、ウェンバンヤマは健康保ち、パーキンスの言うように3度の、そしてそれ以上のNBAチャンピオンを勝ち取ることができるのだろうか。
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