シャキール・オニールがコービー・ブライアントを認めた瞬間とは?~The Draymond Green Showより~

Blog
Spread the love

8月23日は亡きコービー・ブライアントの誕生日だ。生きていれば46歳となるその日は、多くの人が彼との思い出に浸り、語り合ったことだろう。

ドレイモンド・グリーンもその例外ではなく、彼のポッドキャスト”The Draymond Green Show”においてコービーについて語られた総集編動画を公開した。

今回はその中からコービーと共にロサンゼルス・レイカーズに3度の優勝をもたらしたシャックことシャキール・オニールがコービーを認めた瞬間についての話を取り上げたい。

ドウェイン・ウェイド、アンファニー・ハーダウェイ、そしてコービーと共にプレイしリーグを席巻してきたシャックだが、彼ら3人をどう評価するかグリーンに聞かれるとこう答えた。

コービーが一番だ。彼にはキラー・メンタリティの極意があったんだ。俺が彼にそれを得させたと言いたいね。彼が最初にリーグに入ったとき、俺は彼に『お前はクソだ、何もできない』ってテストをしたんだ。『お前なんか、クソだ、何もできない』ってね。すると、彼はそれで怒り狂ってた。彼は毎日5~6時間もジムにいたけど、それは俺を黙らせるためにやっていたんだ。

そして彼が自身を確立したとき、俺はある決断をしなければならなかった。フィルが『彼に第4クォーターを任せてみろ』って言ったんだ。俺がその決断を下したとき、俺たちは一緒にやっていけるようになった。最初の3クォーターは俺にボールを渡して、俺がやるべきことをやらせてくれ、そしてペナルティに持ち込んだら、俺はフリースローが得意じゃないから、第4クォーターでは俺が引き下がって、彼に任せるって感じさ。俺たちはそれをやったし、彼も犠牲を払った。彼が俺の助けになってチャンピオンシップを勝ち取ったすべてのファイナルで、簡単にファイナルMVPを取れたはずだ。でも、それが俺たちの計画だったんだ。俺が最初の3クォーターを取り、4クォーターで彼が引き継ぐというね。

シャックとコービーはコンビを組み3連覇を果たした。そこにはシャックの挑発に負けじと努力を積み重ねたコービーの負けず嫌いのメンタリティが大きく影響していたのだろう。

現代のNBAではかつてほど選手同士が競争心を顕にして激しくぶつかり合うことは多くないのかもしれない。しかし、コービー・ブライアントのような強い競争心を持つ選手こそが真の成功を掴むのもまた事実なのかもしれない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました