ジミー・バトラーがウルブズを離れた理由はお金が理由?~「The Draymond Green Show」より~

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現在マイアミ・ヒートに所属するジミー・バトラーは、ミネソタ・ティンバーウルブズに所属した2017-18シーズン、フランチャイズとしては14シーズンぶりとなるプレイオフ進出に貢献した。しかし、2018-19シーズンが始まる前にトレードを要求し、10試合に出場したところでトレードされることになった。わずか1シーズン少々の所属となったウルブズでは、当時若手のカール・アンソニー・タウンズやアンドリュー・ウィギンズとうまくいかず、勝利への意欲が低い彼らとのプレイに嫌気が差しトレードを要求したと噂された。しかし、バトラーがトレードを要求した最大の理由は他にあったのかもしれない。

ドレイモンド・グリーンは、彼の運営するポッドキャスト”Draymond Green Show” にバトラーとともにウルブズに所属したジェフ・ティーグをゲストに迎え、当時の真相に迫った。

グリーン「ミネソタ・ティンバーウルブズの練習で、ジミーが全員を呼び出して、全員を倒したって話を聞いたことがあるよね。その日のことは有名だけど、その前から常に緊張があったのかい?ロッカールームのメンバーは同じ人たちだよね。常にああいう緊張があったのかい?正直に言えば、一部の選手は他の選手よりも少しソフトにと感じることがあるからさ。」

ティーグ「いや、それは違うんだ。実際のところ、ジミーは給料をもらいたかったんだ。キャット(カール・アンソニー・タウンズ)やウィグ(アンドリュー・ウィギンズ)、僕やタージ(・ギブソン)、デリック・ローズの誰かが原因ではなかったんだ。ジミーが給料をもらいたかったからなんだ。」

ティーグによると、実際、バトラーが中心となってチームが勝ち進むにつれて、若手、特にタウンズとの溝が広がっていったという。

結果、2017-18シーズンのウルブズはプレイオフにこそ進んだものの一回戦でヒューストン・ロケッツに敗退した。

ティーグ「その夏、彼は『俺がいないときのチームと、俺がいるときのチームを見ろ。俺を今すぐ報酬を与えてくれ』って言った。でも、キャットの契約延長の番だった。俺たちは『今はキャットの番だ。次は君の番だよ』って言ったんだ。でも彼は『いや、今だ。今すぐだ』って言った。ティブスが俺にジミーに来年払うって伝えてくれって言ったけど、ジミーは『今すぐ払うか、トレードするかだ』って言った。ティブスは『できない。絶対にできない』って言った。ジミーは『俺は出て行く』って言った。」

「ジミー、君は本当にクレイジーだよ。でも彼が好きだ。彼はクレイジーだけど、全てはお金の問題だった。」

バトラー出場時と欠場時では勝率に大きく差があったこともあり、バトラーとしてはその点も評価してもらいたかったのだろう。

そして結局2018年のオフシーズン、タウンズと大型の延長契約を結び、バトラーはシーズン開幕後間もなくトレードされた。

現在バトラーはヒートと延長契約交渉をしているものの契約締結には至っていない。チーム力を大きく向上させ、特にプレイオフではスーパースター級のプレイを見せるバトラーだが、彼も2024-25シーズン開幕前に35歳になる。年齢のことを考えてもヒートが大型契約を出し渋っている可能性も十分あるだろう。

果たしてバトラーはウルブズ時代同様、望むタイミングで望む契約を得られなければヒートを去ってしまうのだろうか。

ティーグに「クレイジー」と言わしめる彼の行動から目が離せない。

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