マイアミ・ヒートのジミー・バトラーはヒートをファイナルに導き再び強豪に押し上げた功労者だ。彼はプレイヤーオプションを破棄した場合、2025年夏にFAになる。しかし、ヒートとの延長契約交渉はまだ進んでいないという話だ。
そんな中、2025年のオフシーズンにジミー・バトラーがブルックリン・ネッツに移籍するという噂が浮上したようだ。そんな噂に対しての、YouTuberでありバスケットボールアナリストでもあるケニー・ビーチャムの意見を”NBA on ESPN”から見ていこう。
ブルックリンのアイデアは、今年と来年、2つのマックス契約級のキャップスペースを確保して再建を進めるということだ。ちょうどケビン・デュラントやカイリー・アービングを獲得したときと同じようにね。だから、まずは低迷して、クーパー・フラッグやエース・ベイリー、あるいはディラン・ハーパーのような選手を獲得して、その後売り手になって、若い才能を中心にスター選手を組み合わせるという考えだ。私はそのアイデアが嫌いではない。ただ、その時点でジミー・バトラーは36歳か37歳だろうけどね。
ジミー・バトラーは来シーズンのオフシーズンには36歳になる。衰えが気になる年齢のため、これまでのような活躍は期待できないのかもしれない。そういったことも踏まえると、バトラーを獲得するだけでネッツが再び強豪になるのは難しいだろう。とはいえ2025年オフにはネッツが獲得できそうなスター選手は多くはない。それらも考えているのか、ビーチャムはこうも語っている。
俺は、彼らがヒューストンがフレッド・バンブリートとかでやったようなことをするのも悪くないと思うよ。例えば、かつてのオールスター選手にちょっと多めに払って、チームを再び競争力のある状態に戻しつつ、ここ数シーズンでドラフトした若い選手たちを育てるために使うんだ。
ビーチャムの意見に対し、共演者たちはネッツがクーパー・フラッグを獲得できない場合などについても考えるべきだと言っている。2番手、3番手の若手をうまく育ててニコラス・クラクストンと並べる、あるいはクラクストンをトレードして更に選手を獲得する。そうした未来も考えていくとネッツにバトラーが必要か改めて考える必要があるだろう。
果たしてネッツは来シーズンオフにバトラー獲得に乗り出すのだろうか。そしてバトラーはヒート含めどのチームを選ぶことになるのだろうか。
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