ステフィン・カリーインタビュー 開幕から12戦を終えて

Blog
Spread the love

ゴールデンステイト・ウォリアーズが2024-25シーズン序盤、快進撃をくりひろげている。

現地11月15日のメンフィス・グリズリーズ戦で勝利を飾り、10勝2敗でウェスタン・カンファレンス2位につけている。ウォリアーズが過去に最初の12戦で10勝をした5シーズンでは、すべてNBAファイナルに進出している。

統計上は今年もNBAファイナルが期待できるシーズンといえるが、エースのステフィン・カリーはこの快進撃をどのように感じているのだろうか。グリズリーズ戦後のインタビューを見ていきたい。

◆これまでに最初の12試合で10勝したのは6回あり、そのうちの5回はNBAファイナルに進出している。シーズン開始からたった12試合でチームの可能性をどの程度感じ取れるのか?

「少しは感じているね。どのチームと対戦してもやれるという自信をつけることができるし、それがここ2年の間に求めてきたことなんだ。シーズンの後半で追いかける展開にならないよう、今シーズンはいいスタートを切りたかったんだ。ただ、まだ何も成し遂げていないので、先を急ぎすぎないようにしている。今のチームで新しい基盤やアイデンティティを築いている段階で、学びながら勝つことで自分たちを評価できるのは良いスタートだね。」

◆これまでとは異なる個性を持つチームで、新しいアイデンティティを築く上での課題はどんなところにある?

「そうだね、僕やドレイモンド(・グリーン)、コーチ・(スティーブ・)カー、そして(ケボン・)ルーニーといった10年間一緒にやってきたメンバーがいて、チャンピオンシップを目指す姿勢が根付いている一方で、新しい選手たちを導きながら戦う必要があることかな。これまで頼ってきたパターンもあるけど、このチームが持つ新たな強み、例えばボールを動かすことやディフェンスに注力することに本気で取り組まなければいけない。今のところ、通常ローテーションに12人が入るというのもあり、違った感覚や見た目になるけど、少しずつ前進していこうとしているよ。ここにはチャンピオンシップを狙う期待があるから、それは難しいことだよ。」

◆グリーンが4試合連続で2本以上の3ポイントを決めているが、チーム内で新しいスプラッシュ・ブラザーのオーディションでも開いているのか? 「いや、彼はもう長いことあのショットを打ってきているよ。ドレイがオープンショットを決めることでチームを引き上げてくれるってのは散々言われてきたことだし、僕たちは彼にどんどん打ってほしいんだよ。自信を持ってオープンショットを打って、決めて、声を出して盛り上げることで、チーム全体が勢いづくんだ。良いショットを打って決めてくれると、僕たちにとって本当に大きな意味があるんだ。」

今シーズンのウォリアーズは昨シーズンと比べるとディフェンスの強度が上がり、ローテーションメンバーが増えたことで個々の負担が減り、チームの総合力は大きく増したように感じさせる。

果たしてウォリアーズは今後のこの調子を維持し、3年ぶりのNBAファイナルに進出することができるのだろうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました