ドリュー・ホリデー「ヤニス・アデトクンボには怪我なんて関係ない」~”Podcast P with Paul George”より~

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ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボは2回のMVP選出を誇るスーパースターだ。

2021年の優勝以降、プレイオフで結果を残せていないバックスだが、アデトクンボに関しては毎年のようにMVP議論に入っており、NBAを代表する選手といっていいだろう。

2020年から2023年にバックスに所属し、アデトクンボと共に優勝に導いたドリュー・ホリデーは、ポール・ジョージのポッドキャスト“Podcast P with Paul George”内で、アデトクンボのメンタリティについて語った。

ヤニスは本当にタフなんだよ。彼は直線的に突っ込んでくる。あの『スペース・ジャム』みたいダンクもするしね。

ペイントエリアでのプレイは本当に他に例えられないよ。すべて力強くやるし、毎試合150%の力を出している。彼が試合をサボったり、練習をサボったりするのを一度も見たことがないんだ。本当に一度もだよ。

例えば、ヤニスがアトランタ(・ホークス)とのシリーズ(2021年のイースタンカンファレンスファイナル)でケガした時のことを覚えているかい?

1週間くらい試合に出られなかったんだけど、ファイナルに進んでから、初めて一緒に練習したのがファイナル前日の練習だったんだ。その時、彼は完全に全力だったよ。ケガした足を引きずりながらも、150マイルのスピードで突っ走っていた。

俺たちは、『ちょっとスピード落とせよ、今日は無理しなくていいんだ。明日の試合に備えてくれ』って言ったくらいさ。 でもそれがヤニスなんだ。彼のメンタリティや飢え、そしてコート上でのすべてにおいて、そういう姿勢を見せてくれるんだよ。

それが彼そのものなんだ。どんなケガでも乗り越えようとするし、本当にどんな種類のケガだろうと関係ないんだよ。だけど、彼は『力を抜く』とか『ペースを落とす』ってことができないんだ。

そんなアデトクンボだが、時に危険なプレイで批判を浴びることもある。先日、ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムに対してのディフェンスもその一つだ。

もしかすると、アデトクンボがこのようなプレイをしてしまうのは、悪意があるからではなく手が抜けないメンタリティを持っているからなのかもしれない。

今シーズン序盤に躓いたバックスだが、その後アデトクンボを中心に調子を取り戻している。

アデトクンボはこれからもその一直線のメンタリティでチームを引っ張っていくだろう。

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