NBAファイナル2024はボストン・セルティックスの優勝にで幕を閉じ、NBAは慌ただしいオフシーズンに入った。早速現地6月25日、ニューヨーク・ニックスはブルックリン・ネッツとのトレードで、ボヤン・ボグダノビッチやドラフト指名権を引き換えに、ミケル・ブリッジスを獲得した。
そのニューヨーク・ニックスの興味深い動きに対し、ドレイモンド・グリーンは彼のポッドキャスト「The Draymond Green Show」で意見を述べた。
ニューヨーク・ニックスは、ミケル・ブリッジズを獲得するために多くの指名権を放出した。ミケル・ブリッジズはリーグでも優れたウィングプレーヤーの一人であり、優れた守備とシュート力を持っている。しかし、ブルックリン(・ネッツ)での2年目にはボールを持ちすぎることがあり、そのプレイスタイルが彼のプレイを少し妨げてしまった。今、(ニックスに移籍することにより)彼は本来のポジションに戻り、キャッチアンドシュートやドライブに集中することができるだろう。それが彼のベストなプレイスタイルであり、彼の能力を最大限に発揮できるものだと思う。
彼はブリッジスを獲得したニックスの動きを評価しつつも、こう加えている。
これはミケル・ブリッジズに対する非難ではない。彼はNBAのトップクラスの選手だと思っているし、ジェイレン・ブランソンも素晴らしい選手だ。ジュリアス・ランドルもオールNBAに選ばれたことがあるし、そしてダンテ・ディヴィンチェンゾも悪くない。OGアヌノビーもチャンピオンだ。それらの選手に対する非難ではなく、俺は単にそのグループがボストン・セルティックスを打ち負かすのに十分ではないと思っている。
グリーンは、今のニックスをかつてジェームズ・ハーデンが所属していた頃のヒューストン・ロケッツに例えた。ロケッツも、ハーデンを筆頭にクリス・ポールやクリント・カペラ、ラッセル・ウェストブルックも所属したことがあり2010年代の強豪チームだった。しかし数年優勝できない年が続くと、それら主力選手、そして遂にはハーデンを放出して一時代を終えた。ニックスもそうなるかもしれない、と言うのだ。
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