ドレイモンド・グリーンがビクター・ウェンバンヤマを止める方法とは~The Draymond Green Show with Baron Davisより~

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先日、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンとサンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマがマッチアップしている写真が話題となった。7.3フィートのウェンバンヤマを6.6フィートのグリーンが止めようとしているのだが、そのあまりの身長差とウェンバンヤマの無気力そうな表情が注目を集めたようだ。

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話題の渦中のグリーンが自身のポッドキャスト”The Draymond Green Show with Baron Davis”の中でこの写真について言及するとともに、彼がウェンバンヤマとマッチアップしたときに考えていることを語った。

この写真を見て思ったんだけど、俺の頭のてっぺんが彼の胸あたりなんだよ。で、これからディフェンスの構えに入ろうとしているところだ。この写真を見て状況を思い出すと、彼がコーナーにいて、そこからスクリーンが来るのが分かっている状況なんだ。だから、どう動くべきかを考えているわけだ。

彼がスクリーンを使って抜け出してくる角度を予測しなきゃいけない。なぜなら、もし俺がトレイル(後ろについて追いかける形)で守って、彼に半歩でもリードを取られたら終わりだから。彼は7.6フィート(約229cm、登録上は7.3フィート)だからさ、シュートをブロックなんてできるわけないんだよ。 だから、このスクリーンの角度を崩すにはどう動けばいいか、考えながら準備していたんだ。彼に密着してスクリーンを超えて守ると、体が細いから少しでも触れたらすぐにファウルを取られるんだ。でも、この『華奢』という言葉は否定的な意味ではなく、彼が7フィート6インチで体重が230~240ポンドだから、そう感じるだけだよ。ちょっとでもぶつかってしまったら、彼の腕がバタッと動くだけでファウルを取られる。それが第4クォーターずっとそうだったんだよ。だから、「このスクリーンをどう切り抜けようか」って考えていた。

ドレイモンド・グリーンはNBA屈指のディフェンダーだ。その彼でも、7.3フィートの身長にスキルと身体能力を兼ね備えるビクター・ウェンバンヤマを止めることは至難の業のようだ。

そのドレイモンド・グリーンのディフェンスへの努力とスカウティングが実ったのか、この日のウェンバンヤマは25得点を記録したものの、FG%は42.9%に留まっている。

なお、この日のウォリアーズとスパーズの試合は、94対104でスパーズが勝利している。

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