ビクター・オラディポが語るアデトクンボとリラードがうまくいく方法とは~NBA on ESPNより~

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ミルウォーキー・バックスは2024-25プレシーズンゲーム2戦を終えたところで、0勝2敗と勝ち星を上げることができていない。プレシーズンゲームのため勝敗自体はそこまで重要ではないとも考えられるが、気になるのはヤニス・アデトクンボとデイミアン・リラードの相性だ。

昨シーズンから、2人の相性には疑問が抱かれており、特にリラードはアデトクンボと同時出場時にうまくいっていないように見える。

アデトクンボが欠場したプレシーズン初戦のリラードの成績は17分の出場で15得点4アシストFG成功率50%(3P成功率66.7%)だったが、アデトクンボと同時に出場した2戦目は18分の出場で8得点4アシストFG成功率28.6%(3P成功率33.3%)に終わっている。

この結果だけ見ると今シーズンも2人の相性は改善されていないように見えるが、では彼らには何が必要なのだろうか。

現役時代、オクラホマシティ・サンダーでMVPを受賞したシーズンのラッセル・ウェストブルックと共にプレイしたビクター・オラディポによると、アデトクンボとリラードは彼ら自身になる必要があるという。

私はラッセルと彼のMVPシーズンに一緒にプレイする機会がありましたし、一般的に多くの素晴らしい選手たちとも一緒にプレイしました。運が良かったのは、私のロッカーがラス(ウェストブルック)のすぐ隣だったので、コミュニケーションが非常に取りやすかったんです。彼とは本当に良い友人でもあるので、それが大いに助けになりました。しかし、これら2人の選手は一流の選手です。私の状況と少し違うのは、私はまだ確立されたオールスターではなかったということです。彼らには自分自身でいてもらいたいと思いますし、デイミアン・リラードがそこに呼ばれたのも、彼が自分自身でいるからだと思います。

ではアデトクンボとリラードが彼ら自身であるためには何が重要になるのだろうか。オラディポによると、ドック・リバースヘッドコーチを始めとしたコーチ陣の努力、彼ら自身の健康に加えて、とにかくコミュニケーションが大切だという。

私とラスの場合、時間が必要でした。試合の中でお互いを理解し合う必要があることを認識していました。試合の中にはうまくいかない瞬間もありますが、コミュニケーションが大切なんです。お互いを横に呼んで、どう見えていたか、なぜあれがうまくいかなかったのか、あるいはスクリーンを使ったときに裏に行ってほしいのか、レイアップに行ってほしいのか、スペースを保ってほしいのか、そういったことを話し合うことができるのが重要です。 要はコミュニケーションです。コミュニケーションが鍵です。もし彼ら2人がしっかりとしたコミュニケーションを持ち、互いにリスペクトし合うことができれば、きっとうまくいくでしょう。

同じイースタン・カンファレンスで大型補強に成功したニューヨーク・ニックスやフィラデルフィア・76ersに比べるとやや下馬評で劣るバックス。昨年と今年の状況を踏まえると、アデトクンボとリラードのコンビの真価が問われるのは今年だろう。

果たして彼らは自分自身を取り戻し、互いのプレイを高めながらチームを勝利に導けるのだろうか。

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