サンアントニオ・スパーズはこのオフシーズン大ベテランポイントガードのクリス・ポールを獲得した。
ヴィクター・ウェンバンヤマを筆頭に有望な若手を多く抱えるスパーズに、若手の能力を向上させることに定評のあるポールが加わったことで来季の躍進を期待する声もある中、ESPNのレポーターのアンドリュー・ロペスは来季のスパーズについて予想した。
これは必ずしも2024-25シーズンのヴィクター・ウェンバンヤマのための動きではなく、将来的なヴィクター・ウェンバンヤマのための動きです。たとえクリス・ポールがサンアントニオでプレーするのが今シーズン限りであっても、トレイ・ジョーンズ、ステフォン・キャッスル、デヴィン・ヴァッセルがクリス・ポールから何を学べるかということが重要です。
ヴィクターはシーズン終盤、平均23ポイント、12リバウンド、4～5ブロックを記録し、シュートもかなり良かったが、そのレベルでプレイしたら彼らが来シーズンのクーパー・フラッグ獲得レースのトップには立たないでしょう。彼らはプレイインに近づくでしょうが、ロッタリーのトップにはならないでしょう。何か他の動きをしない限り、プレイインに到達するかどうかはわかりません。ただ、私は今回の動きをサンアントニオにとって勝利だと見ています。クリス・ポールが組織にもたらすものや、他の選手たちが学べることが大きいと思います。
スパーズはポール獲得の動きに続き、サクラメント・キングスからハリソン・バーンズを獲得した。スーパースターとは言えないまでも優勝経験があり堅実なベテランであるバーンズを獲得したことはポール同様若手に有益に働くだろう。
このシーズンオフのスパーズの動きを見る限り、プレイインあるいはプレイオフを真剣に目指すことになるだろう。かつて主力を放出し再建に入ったかに思われたオクラホマシティ・サンダーをプレイオフに導いた実績のあるポールであれば、次代のスーパースター・ウェンバンヤマと共にそれを成し遂げても不思議ではない。
クリス・ポールを獲得したスパーズはどこまで躍進するのだろうか。また、ウェンバンヤマとポールのコンビプレイにも注目していきたい。
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