今季のゴールデンステイト・ウォリアーズは開幕2戦で平均38点差をつけて2連勝した。3戦目でロサンゼルス・クリッパーズに敗れてしまったものの順調な立ち上がりを見せたと言っていいだろう。
クレイ・トンプソンやクリス・ポールが抜けてしまったことで弱体化を予想する声があったものの、ウォリアーズは昨シーズンにはない強みがあるようだ。
バロン・デイビスを新たな仲間に迎えた”The Draymond Green Show“にて、ドレイモンド・グリーンが語った。
チームの深みを考えれば、2015年の初優勝チームと比べられる唯一のチームじゃないかと思う。あのチームも層が厚くて、イアン・クラークでさえ出場時間が限られていたくらいだ。このチームもあの2015年の優勝チームと同じくらいの深みがあると感じているし、素晴らしいチャンピオンシップチームになれると思う。
ウォリアーズはオフシーズン中にディアンソニー・メルトン、カイル・アンダーソン、バディ・ヒールドらを加えた。グリーンはメルトンとアンダーソンをドラフト時からチームが追っていた選手だと語り、ヒールドはトンプソンの代わりになりうる選手だという。
ジョナサン・クミンガやモーゼス・ムーディー、ブランディン・ポジェムスキーら若手の成長も著しく、確かにNBA屈指の選手層を誇るだろう。
グリーンにとって、今のセカンドユニットは王朝時代を思い起こさせるものだという。
このチームで気に入っているのは、まずファーストユニットは“Go Go Go”って感じで、勢いがあって、力でぶつかっていくんだ。で、セカンドユニットが入ってくると、これがまた俺にとっては、昔のチームを思い出させるんだよ。ショーン(・リビングストン)やアンドレ(・イグダーラ)が出てきた時みたいにね。
当時、俺やステフ(ステフィン・カリー)、クレイがコート上で走り回って、まるで頭を切り落とされたニワトリみたいに飛び回ってさ。俺もディフェンスで飛び回って、オフェンスでもプレーを作って、とにかくワイルドにやっていた。でも、アンドレとショーンが入ってくると、全体が落ち着いてくるんだ。今のセカンドユニットも、そういう感じがあって、これが俺たちにとって大きな武器になるよ。本当に頼もしいよね。
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